09年3月26日(木)に道広域連合との懇談会を行いました。懇談には、道社保協から5名、広域連合からは、瀬川事務局長はじめ13名が参加し、①資格証明書の交付について、②保険証の有効年限について、③保険料の徴収について、④健康診査について、⑤道広域連合単独の保健事業について、⑥その他について話し合いました。
資格証明書は、今年8月の保険証切り替え時には発行しないとされていますが、そのことについて懇談しました。
保険証の有効期限については、従来の1年を2年とすることが明らかになりました。(1億2千万円の節減)
懇談の内容について添付の社保協ニュースでご覧下さい。
ほっかいどうの社会保障09,3,27
3月23日に運営協議会が開かれました。その会議を傍聴した内容を「ほっかいどうの社会保障」で報告しています。
運営協議会には甲斐道社保協事務局長が委員として参加しています。
ニュースの内容
●資格証明書の運用について
「本年8月の被保険者証の更新時において、資格証明書交付の対象となりうる者について、資格証明書を発行せず、短期被保険者証を交付する」 しかし、その後は資格証明書発行に含みが
●医療非通知について。
「医療費通知は画一的な発行をやめ、H22年度から希望者のみに行う」
詳細は、添付のニュースをご覧ください。
ほっかいどうの社会保障09,3,24
北海道広域連合議会が、2月20日に札幌市で開催されました。道社保協では議会に対して、『後期高齢者から医療を奪う資格証明書を発行しないよう国に意見書を提出して下さい』という陳情書を提出、吉岡事務局次長が陳情の主旨説明を行いました。
日本共産党の中橋友子議員が賛成討論に立ちましたが、日本共産党と民主党議員の賛成以外は、討論もなく反対にまわり、否決されました。
国は、15歳以下の国保資格証明書を発行しないことを全会一致で決めましたが、反対した議員の「高齢者には資格証明書を発行しても構わない」と言わんばかりの冷たい態度に怒りでいっぱいです。今後も、資格証明書発行を止めよの運動をすすめていきます。
主旨説明全文
78自治体で9,379人が保険料を滞納!
道社保協で、保険料滞納状況の調査をすすめていますが、現在、17市60町村1広域連合から回答が寄せられています。直近の滞納者数は9,379人になりました。国の制度見直しで10月から09年3月まで道内25万人が保険料を払わなくてもよくなりましたが、それでも1万人近い人が滞納しています。
4月からは、25万人の保険料の支払いが復活しますので、保険料の滞納が増えるのではないでしょうか。保険料を1年以上滞納すると資格証明書発行の対象となります。今後、「保険証取り上げ」の事態も予想されます。15歳以下の子どもに資格証を発行しないことを決めたように、「高齢者から保険証を取り上げるな」の運動が大事になります。
「資格証明書発行を道広域連合に申請しない」が6町村
滞納調査と合わせて、「滞納者がいた場合に、市町村から道広域連合に資格証明書交付の申請をするか」(資格証明書の交付は広域連合が行うため)の問いに、6町村が申請しないと答えています。
「後期高齢者医療制度の保険料滞納に関する調査」中間集計
陳情内容:『後期高齢者から医療を奪う資格証明書を発行しないよう国に意見書を提出して下さい』
昨年4月からスタートした後期高齢者医療制度はまもなく1年になろうとしており、今年の4月以降、お年寄りから保険証が取り上げられる事態が起きかねません。
戦前戦後を苦労して生き抜いてきた人たちは、老後の蓄えも出来ず、不十分な年金制度で低年金や無年金・無収入の方が多い世代です。北海道の年金月額1万5千円以下の被保険者は、10月1日時点で75,256人いると発表されています。殆どの方が、年金以外の収入の無い方々です。
全国保団連の調査では、普通徴収者の1割が滞納していると発表しています。朝日新聞の調査では滞納者が約20万人と報道。道社保協の調査でも、78自治体で9,379人が保険料を滞納していることがわかりました。
4月になると、8.5割軽減の25万人は保険料の支払いが復活します。保険料の負担が増えるのは明らかです。
昨年12月の参議院本会議で、全会一致で、国保の資格証明書を15歳以下の子供には発行しないことが決まりました。更に、小池晃参議院議員の質問主意書に対する答弁書が閣議決定され、資格証明書が発行されていても、世帯に属する被保険者が医療を受ける必要が生じた場合に子どもに限らずに緊急的対応として短期保険者証を交付できることになりました。
しかし、後期高齢者医療制度については資格証明書発行の制度そのものの廃止や見直しを考えていません。
お年寄りの孤独死や在宅死、介護疲れからの悲惨な事件など大きな社会問題になっています。高齢者が若い世代より多くの病気を抱えているのは、当然のことです。その高齢者から保険証を取り上げるのは、「死ね」と言うことと同じです。医療を受ける権利を奪う保険証の取り上げは中止すべきです。
「意見は伝えるが、審査会で決めるルールについて意見交換することはしない」
「口頭意見陳述」の実施にあたって、①公開で行うこと、②審査委員が参加して行うことを求めて申立書を提出していましたが、2月10日(火)に交渉を行いました。交渉には、甲斐・戸田・畠山代理人と守神請求人が参加しました。審査会事務局からは高橋参事以下3名が対応しました。
交渉では、「条例は原則公開だ。非公開の根拠である個人のプライバシーはクリアされているのだから認めるべきであること」「一審制なのだから、審査員は請求人の意見を直接真摯に聞いて判断してほしい」などと主張しました。事務局は「不服審査請求は、皆さん以外の方もあり、共通したルールで実施することになる」「審査会に再度申し出を伝え、審査していただく」と述べるにとどめました。なお、審査会は2月17日におこなわれ、その後正式な回答がある予定です。
1月29日に運営協議会が開かれました。その会議を傍聴した内容を「ほっかいどうの社会保障」で報告しています。
運営協議会には甲斐道社保協事務局長が公募委員として参加しています。
ニュースの内容は、
○広域連合事務局からの報告の概要
○審議内容です。
審議では、「医療費の通知」について議論が集中し、「通知は必要ない」が大勢を占めていました。
被保険者の数、保険料収納率、保険料軽減の状況、審査請求数などの資料も掲載していますので添付のニュースをご覧ください。
ほっかいどうの社会保障09,1,30
道社保協は11月に、道内の衆院選予定候補者に「後期高齢者医療制度についてどのように考えるか」についての公開アンケートを行いました。その結果をお知らせします。(自由記載は省略)
《アンケート結果~到着分》(敬称略)
質問:後期高齢者医療制度についてどのようにお考えでしょうか?
回答:
1.現制度をそのまま存続する
【回答者なし】
2.現制度の存続を基本に、必要な改善をおこなう
長谷川岳(1区)・石崎 岳(3区)・宮本 融(4区)・今津 寛(6区)
福島啓史郎(8区)・川畑 悟(9区)~以上、自民党
3.現制度を廃止する
横路孝弘(1区)・荒井 聰(3区)・仲野博子(7区)・逢坂誠二(8区)
鳩山由紀夫(9区)・小平忠正(10区)・石川知裕(11区)
~以上、民主党
宮内 聡(比)・松井秀明(1区)・岡 千陽(2区)・荻生和敏(6区)
佐藤昭子(9区)・渡辺 紫(11区)~以上、日本共産党
山口たか(比)~社民党
4.その他
【回答者なし】
12月15日は、後期高齢者医療制度が始まって5回目の年金から保険料が天引きされる日です。年金者組合が中心となって、全道各地で年金支給日いっせい行動に取り組みます。各地域社保協および加盟団体など多くの人がいっせい行動に参加して「廃止」を訴えましょう!
いっせい行動の場所・時間は添付のニュースをご覧ください。
北海道後期高齢者医療広域連合と懇談を行う
12月4日、北海道社保協は道広域連合との懇談を行いました。社保協からは渡辺務怒る会代表はじめ8名が参加、広域連合からは瀬川誠事務局長はじめ11名が参加しました。
懇談のテーマは、①資格証明書の交付について、②医療費及び保険料の減免について、③医療費通知について、④健診の実施状況について、⑤その他の5点です。
懇談の内容については添付のニュースをご覧ください。
怒る会ニュースNo,25
制度廃止を求め、引き続き不当性・違法性の追及を
第2次分の不服審査請求に対して、10月9日の審査会で裁決結果が出され、その通知が10月末に届きました。
裁決は、次の通りです。
○保険料仮徴収処分の取り消しを求める審査請求 棄却 431人
○保険料額決定処分の取り消しを求める審査請求 棄却 1人
○被保険証交付処分の取り消しを求める審査請求 棄却 22人
○加入手続きの取り消しを求める審査請求 却下 87人
○処分庁の処分がない審査請求 却下 42人
○審査が次回にまわされたもの 3人
○その他(他の代理人および直接本人に通知されたもの) 18人
詳細は、添付のニュースと「資料」のページの「裁決書」をご覧ください。
今回も憲法判断は「権限外」として避ける
今回も憲法判断を避けました。「法令の規定あるいはこれに基づく 後期高齢者医療制度が憲法に違反するかどうかの判断については、当審査会の権限外」としています。憲法判断を避けたことは、誠に残念です
抗議と廃止に向けた新たな決意を「声明」で発表
審査会の裁決に対し、抗議の声明を発表しました。(添付の「声明」をご覧ください)廃止にむけて運動をすすめるとともに第3次分(8月8日提出)の審査にむけて不当性・違法性を追及していきます。裁決は2月ごろの予定。
全国の不服審査請求は、9月末で8、040件です
怒る会ニュースNo,24 第二次請求「声明」
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