「後期高齢者医療制度の保険料滞納に関する調査」(道社保協)から

投稿日 : 2009-02-20

 

78自治体で9,379人が保険料を滞納!
 道社保協で、保険料滞納状況の調査をすすめていますが、現在、17市60町村1広域連合から回答が寄せられています。直近の滞納者数は9,379人になりました。国の制度見直しで10月から09年3月まで道内25万人が保険料を払わなくてもよくなりましたが、それでも1万人近い人が滞納しています。
 4月からは、25万人の保険料の支払いが復活しますので、保険料の滞納が増えるのではないでしょうか。保険料を1年以上滞納すると資格証明書発行の対象となります。今後、「保険証取り上げ」の事態も予想されます。15歳以下の子どもに資格証を発行しないことを決めたように、「高齢者から保険証を取り上げるな」の運動が大事になります。
「資格証明書発行を道広域連合に申請しない」が6町村
滞納調査と合わせて、「滞納者がいた場合に、市町村から道広域連合に資格証明書交付の申請をするか」(資格証明書の交付は広域連合が行うため)の問いに、6町村が申請しないと答えています。
「後期高齢者医療制度の保険料滞納に関する調査」中間集計