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道民の命と健康が守られる医療体制を!道内54医療機関が対象
投稿日 : 2019-10-23
地域医療と公立病院を守る北海道連絡会は、10月23日、厚生労働省が地域医療構想(ベッド削減)を進めるために、再編・統合の再検証を求める医療機関を公表(9月26日)したことに抗議し、その撤回と道民の命と健康が守られる医療体制を求めて北海道に要請しました。 道議会の地域医療に関する国への意見書と同じ立場 道は、「機械的に再編統合を決定するものでない」と説明し、道議会が10月4日全会一致で採択した下記の国への意見書と同じ立場と表明。一方、「従事者確保とともに人口減少を考えた場合、その医療機関の規模や機能を現在のまま維持していくことが難しいので、各圏域で議論してもらっている」と説明。同会は、今でも必要な医療が受けられない実態がある。改めて、その地域に必要な医療提供体制の確保が必要と要請しました。 厚労省は、高度急性期と急性期の病床に特化し、2017年度の疾病ごとの手術件数などのデータを基に、機械的に「診療実績が特に少ない」「類似の診療実績が近接している」の二つの項目で、再編・統合の再検証の医療機関を公表しました。 北海道は54の医療機関(18医療圏・49市町村)が対象となりました。その多くがその市町村で唯一の病院で、救急医療を担っています。住民の命に取って欠かせない医療機関です。 詳しくは添付のニュースをご覧下さい。 ほっかいどうの社会保障(191023)