「2014年 北海道社会保障学校in室蘭」開催のお知らせ
投稿日 : 2014-09-20
標記の「2014年 北海道社会保障学校in室蘭」が下記の内容で開催されます。
今年のメインテーマ
国の責任を放棄する『自己責任論』を克服し 憲法を活かした社会を
私たちが安心できる生活を守る社会保障制度が壊れつつあります。誰もがどこでも安心して暮らしていけるよう、社会保障制度の拡充と活用を学び合う学校です。
■日 時:2014年10月19日(日)
9:30~15:30
■会 場:ホテルセピアス
室蘭市入江町1-12(JR室蘭駅から徒歩約5分)
■参加費:1,500円
記念講演・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「チャイルドプア/社会を蝕む 子どもの貧困」(仮題)
新井直之さん NHKディレクター
特別講演
「環境問題を考える」橋本 忠雄さん 室蘭工業大学名誉教授
分科会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆安心して住み続けられるまちづくりは?
「健康で住み続けられること」は、みんなの願いです。そのためには、所得保障、住宅保障、医療、福祉(介護)などの制度の充実が必要です。今年度は、来年度からの高齢者保健福祉計画や介護保険事業計画の作成の年です。今回は、介護をめぐる現状や成立した医療介護総合法の内容を学び、どうすれば住み続けられるまちが作れるのかを学習し、経験など交流します。
小講演 「安心して利用できる介護保険制度をめざして」
-医療・介護総合法施行のもとで-
講師 石井秀夫さん 北海道勤労者在宅医療福祉協会専務
社会福祉法人札幌南勤労者医療福祉協会常務理事
○『孤立死をなくそう』と結成した地域ネットワークのとりくみ(苫小牧市沼の端地域)
○町立病院を守るとりくみ(白老町)
◆国民皆保険制度をいかに守るか
全道各地で、「保険料(税)が高すぎて、払いたくても払えない」「医療費が高くて医療機関にかかれない」などの声が広がっています。国保料の滞納者には、資格証明書の発行や滞納処分(差し押さえ)などが行われ、経済的理由で受診を控え亡くなる人まで生まれています。また、医療費抑制のために、さらに窓口負担の値上げや国保の都道府県化、混合診療の拡大も検討されています。今回は、誰もが必要な医療が受けられるように、国保を中心に問題解決の方向を学び、改善の取り組みなどを交流します。
小講演 「国民皆保険を守るために」
講師 斉藤浩司さん 札幌社保協事務局長
◆相談員養成講座 (生活相談・労働相談)
今回は、「生活相談」と「労働相談」についての相談員を養成する講座です。
・「生活相談」・・・・・ 講師 細川久美子さん 北海道生活と健康を守る会連合会副会長
生活相談や生活保護申請にも同行できるような内容で、生活保護などの改悪の動きについても学べます。
・「労働相談」・・・・・ 講師 木村 俊二さん 札幌地区労働組合総連合事務局長
札幌ローカルユニオン結書記長
解雇・賃金未払いなどへの対応を中心に、失業した時に活用できる制度についても学べます。
参加の申込みは
●申し込み:北海道社保協事務局 FAX 011-758-4666
Mail shahokyo@dominiren.gr.jp
●申し込み締め切り:10月10日 当日申込有
●分科会名
①「安心して住み続けられるまちづくりは?」 ②「国民皆保険制度をいかに守るか」 ③「相談員養成講座」
●昼食弁当は600円です。(受付時に代金を申し受けます)
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開催要項(申し込み用紙)
チラシ |